本物の素材と伝統の技術でつくる、温故知新な木の家づくりを現場単位で公開しています

2010年08月20日

佐渡旅行

今年のお盆休みは一年振りに、妻の祖父の家がある

新潟県佐渡島へ行ってきました。

佐渡は新潟から80キロ程しか離れていない為、離島というほどの

距離感はありません。カーフェリーでも2時間位で着いてしまいます。

ただ、今回の帰省は大変でした。

お盆前不意打ちの台風接近に加え、カーフェーリーが1台故障とのこと。

新潟港についてからこの事実が発覚したことで、エライ時間待たされる

事になってしまいました。東京から新潟まで3時間半で来られたのに

佐渡に渡るまでに丸一日掛かってしまいました。しかも天気も悪く

最悪のコンディションとなりました。

一日ゆっくり休んで、気を取り直して海にでも入りたいところでしたが、

あいにくの雨で、今回は海もだめでした。


そうなると私が出来ることは集落巡り位なわけです(笑)

雨天気の合間の晴れ間を狙って、佐渡でも古い民家が残る宿根木へ向かいました。

宿根木には佐渡に来る度に寄るのですが、いつ来ても昔の香りが漂よう

いい集落です。伝統建築保存地区になっていますが、普通に人々が住んでいるのがいいのでしょうね。

上の方からみると今でも石置き屋根の民家がいくつか並んでいます。

やっぱり絵になりますね。

syuku01.jpg

宿根木は江戸時代廻船業で栄えたそうで、その当時は相当豊かだったことが

建物からも伺えます。ディテールにめちゃくちゃこだわっています。

私は職業柄どうしてもディテールが気になってしまうのです(笑)

この集落の民家の特徴は何と言っても屋根の軒先とケラバの浮いた鼻隠板と

浮いた破風板です。

syuku03.jpg

たぶん色々な意味があってのデザインなんだと

思いますが、横樋が上手く隠れたりして、現代的にも洒落たデザインに見えます。

上ばかり見て歩いていました(笑)じっくり見ましたが、非常に手の込んだ

仕掛けになっています。ほとんどが船大工の仕事だったそうですが、

ビックリするような仕事を平気でやっています。

是非佐渡に来た際には宿根木集落に足を運んでください。

syuku02.jpg

ただ、来る前には、船が動いているかどうか事前に確認してくださいね(笑)
posted by KEYAKI at 01:37| Comment(0) | 報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月03日

森の舟屋内覧会無事終了

nino03.jpg

先日行いました、「森の舟屋」完成見学会が無事終了いたしました。

二日間で40組を超えるお客様にご来場いただき、

色々なご意見をいただきました。ありがとうございました。

今回は、人通りの多い場所だったせいか、

毎日通っていて施工途中から気になっていたと

言っていただく方も多数いらっしゃいました。

ありがたいことです。

今回の建物は平屋で、外壁が板張りだったこともあって、

このエリアでは珍しい建物だったかもしれません。

伝統的な木組でつくる家が、

多くの方々に受け入れてもらえるように

様々な工夫をしてきましたが、この建物では、

4本の大黒柱と建物の外周を一周囲む回廊が、

地面から浮いているような仕掛けが特徴です。

軒先を長く出し、緩い勾配にしたこともよかったようです。

縁側でくつろぐ皆さんの表情がとても印象的でした。

やっぱり日本人の原風景に縁側があるんでしょうね。

これからも古くて新しい日本の家を模索していきたいと思います。
posted by KEYAKI at 18:54| Comment(0) | 報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月27日

越谷瓦曽根「森の舟屋」完成見学会

nino02.jpg

昨年末より進めて参りました地元越谷での住宅が完成しました。

100%国産材料を使用し、合板や集成材などノリを使った建材は

一切使っていません。構造体は大工さんの手刻みによる伝統的な

軸組み構法で、金物を使わない長寿命住宅です。

大きな構造的特徴として、平屋の方形づくりを基本に、

建物の廻りをぐるりと囲む回廊が廻っています。

その回廊はなぜか空中を浮かぶ?船のように見えます。

その構造の仕掛けは是非見に来てください。

見学会の日時は下記の通りです。

見学には事前にご予約をいただいております。

お手数ですが、メールにて参加日、人数等をご連絡ください。

お待ちしております。

詳細

日時:2010年6月5日、6日 10:00〜15:00

連絡:main@keyaki-sekkei.com

WEB:けやき建築設計
posted by KEYAKI at 23:47| Comment(0) | 報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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