本物の素材と伝統の技術でつくる、温故知新な木の家づくりを現場単位で公開しています

2009年08月23日

モダニズム寄棟

平屋の石場建で進めている住宅の屋根が葺き上がりました。

abiko01.jpg

写真で見ても分かる通り、少し強めのムクリをつけています。
屋根の形状は寄棟なのですが、あまりに屋根が大きく、
威圧感を少しでも抑える効果を期待してつけたものです。
この効果が見事に決まりました。

abiko03.jpg

青空が燻瓦を引き立たせてくれますね。
三州の燻瓦ですが、予想以上の美しさに感動しました。
もうひとつ大きな特徴は、鬼瓦を無くしたことです。
棟押さえのポイントになる鬼瓦は通常どの屋根にも
付いているものです。
今回は、どこまでもシンプルさを追求しました。
言うは安し、行うは難しです。施工をしてくれた職人さんの
技術には脱帽です。新しい寄棟が完成しました。

abiko04.jpg





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2009年08月07日

外壁選び

設計段階でたくさんの決め事に少々疲れ気味の建主さんは
現場が始まっても色々なことを決めることになります。
特に体力を消耗するのが、色や素材感です。
既製品で、カタログから選ぶのであれば、選択肢が
絞られますが、我々の仕事の場合、いかにカタログに
頼らない素材を提供出来るか!みたいな所にこだわったり
しているもので(笑)時に建主さんを迷わせてしまいます。

特にいつも大変なのが、外壁などの左官仕上です。
色も雰囲気もある意味「無限」につくることができます…
こちらである程度絞って提案して、やはり最後は建主さんに
決定権を譲っています。

hara60.jpg

30cm位のサンプルですから、外壁全体を想像するのは
プロでも難しいかもしれません。

hara61.jpg

自然光にあててみたり、遠くから眺めたりして、
イメージを膨らませます。

だけどこうやって悩んで決めたものには、みなさん自然に愛着が
沸いてくるようです。どこのカタログにも載ってないオリジナルの
ものですからね。こうやって選んだ時間も家づくりの良い思い出に
なるのでしょう。やっぱり家づくりは楽しいものですね。

hara62.jpg
posted by KEYAKI at 02:29| Comment(0) | 報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月05日

高木の効果

kawara01.jpg

先日、次に地元で建てる住宅の敷地を見に行きました。

プランや形をイメージするにあたって、まず敷地から
受ける印象や感覚がとても大切だと思っています。

その敷地に合った形や見え方、周囲とのバランスなども
敷地を見に行くまではよく分かりません。

見に行った敷地には、ビックリするくらいたくさんの木々が
生えていました。特に敷地の南西側に高木があり、午後の
一番暑い時間帯に、たっぷりの日陰をつくっていました。
これだけの日陰が出来れば、建物のへの日射も相当量防ぐことが
出来そうです。

省エネを住宅でも実践していく時代ですが、本来はこういった
周囲の環境があって初めて出来ることなのかもしれませんね。

この恵まれた敷地のポテンシャルを活かした
設計を現在進行中です。





posted by KEYAKI at 23:00| Comment(0) | 報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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